不安定狭心症について知ろう。

狭心症の定義は様々。

狭心症は大きく「労作性狭心症」と「安静時狭心症」に分けることが出来るとトップページでお伝えしました。しかしこれは「症状が発生する時」にスポットを当てて定義をした場合。もうひとつ定義の仕方として「病状の現れ方」によって定義をすることも出来ます。このように定義した場合は「安定狭心症」と「不安定狭心症」に分けることが出来ます。

安定狭心症と不安定狭心症の違い

「安定狭心症」は発作が起きる時間、動作、強さ、長さなどが一定の条件で現れる場合。例えば運動をした直後は激しい胸の痛みに襲われるが数分後には治まるなど。安定狭心症の場合、動脈硬化で血管が細くなっていますが、コレステロールの塊は崩れにくくなっているケースが多く、すぐに心筋梗塞や脳梗塞などの重大な病気に進行する可能性は低いです。ただし定期健診は必要です。

一方、不安定狭心症は発作が起きるタイミングが予測できない状態。以前は軽い運動ぐらいでは発作が起きなかったのに、突然現れるようになったり。また発作が出ている長さもいつも安定しない状況。こういった場合、コレステロールの塊が崩れやすくなっていて、血栓や血管の収縮が起きやすくなっていることが考えられます。不安定狭心症はいつ心筋梗塞など死に至る病気に発展するかわからないので、入院して治療をしていく必要があります。

どちらにしても早く病院に行きましょう。

「安定狭心症」か「不安定狭心症」か?は、個人では判断しづらいです。もし不安定狭心症だった場合、最悪の場合、突然死してしまう可能性だってあります。不安になったらすぐにお医者さんに行くようにしましょう。